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【観た】奇跡の教室

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 星☆7

 

iN ヒューマントラストシネマ有楽町 with  母

 洋題(LES HERITIERS)相続者たち、後継者たち

 

見にきている方の平均年齢が高くて、

おじいちゃんおばちゃん2人で観にきてたりとかも多かった~

 

パリ郊外の貧困地区層にある、レオン・ブルム高校で

本当に起こった実話です。

 

 

 

映画の最後に

授業でアウシュビッツの時代について生徒に語る

生き残りのおじいちゃん、Mr.レオン・ズィゲルが

2015年1月に逝去

っていう字幕。

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(↑レオン・ズィゲル氏。) 

 

観にいらっしゃってる方の中にも、

当時の関係者がいても不思議じゃない年齢層。

 

私たち親子の前の席に座る

白髪のお二人が

どんな想いで映画を鑑賞しているのかな~

と思いを馳せずにはいられませんでした。

 

 

映画の中のアンヌ先生の

生徒を対等にみる目線がとても優しかったです。

生徒ひとりひとりに期待を持っているからこそ対等にみられるし、

どんな生徒もそれぞれ環境が自分とは違っているのだから

生徒だけども尊敬の気持ちを持てたら理想ですよね。

 

 

ストーリー自体は淡々と進んで

特に盛り上がる展開とかではなかったんだけど

ドキュメンタリータッチなこの映画では

こっちのほうがいいかな。

 

下手に事件が起きたりして

無理やり盛り上げて解決してハッピーエンド!

みたいな軽いのが観たい訳じゃないから。

 

映画のテーマは、「遺産・継承」で

歴史の遺産をどうやって受け継いでいくか?

という題材。

フランスも多様なコミュニティーの社会で、

色々な宗教背景を持つ生徒がいます。

映画の最初のシーンで卒業した生徒が合格証書を貰いにくるシーンがあって

学校は彼女がイスラム教徒のスカーフを頭に

巻いていることを理由に

学校敷地内に入れることを拒否します。

表現の自由」と「政教分離の原則」という

2つの強い基本原則が対立した時の対話の限界を描いているそうです。

 

日本はやっぱり島国だから、まだどこか閉鎖的だし

自分たちと違うものを排除する傾向ってどこかあるけど

こんな人種のるつぼで育った生徒たちは

『価値観を受け入れるちから』はよりついていくんだろうな。

 

しかもしかも

驚いたのが、映画の中に登場する

アンヌ先生の教え子で後に俳優・監督となるアハメッド(マリック役)

が実体験を元に書いた脚本を使っているそうな!

監督であるマリー=カスティーユ・マンションーシャール監督に

 

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(監督↑ 美人。)

 

メールで読んでほしい!と脚本を送り、

その熱意に打たれた監督が映画化に向けて動いたからこそ生まれた作品。

 

 

真実のこんな話があったんだよって

実際に子供たちが考えて調べて

その自分で調べる力って大きいんだよ・歴史をつなげていくのが大切なんだよって

スクリーン通して凄く伝わってきた~!

 

 

私も小学生の時、「アンネの日記」よんで

読書感想文書いたけど

知った気になったらダメで

本当はなーーんにも知らなくて

当事者じゃないから記憶は薄れていく。

 

わたしたちも、

原爆ドームに見学に行って満足、それだけじゃなくて

体験者の言葉を生で聞いていく・その機会に恵まれている

ぎりぎりの世代だからこそ動くべきだよね。

 

 

 

 

私もぜひ、アウシュビッツの資料館に行きたい。

この目で見て感じて

直接学んできたい。

 

英語かな~

 

内容わかるかな~(焦)